私が初めてあなたを疑ったとき

2007年08月23日 21:23

 そのとき、初めて自分に理解出来ない言葉があることを知った。

「ずっとあなたのことが好きでした」

 柔和に微笑む姿はいつもと変わりない。
 ムカツくほど穏やかに流れる時間はここの常……いい加減、そのことについては諦めようと思い、腰を据えた頃に落とされた爆弾。

(あぁもう目じりにシワなんか作って微笑まないでよっ)

 もうすぐ四十を迎えるという男性に投げた暴言の数は数えきれない。
 けどその都度、彼は今みたいに優しく目じりにシワを作って自分を受け止めてくれる。
 元々は黒かったんだろうと思える頭髪も淡く色づいて、より一層目の前にいる人物の雰囲気をやわらかくしていた。

++++++

 若い最強お姉様と優しい叔父さんとのメイクラヴがトキメくのよっ!
 と、そんな話を蓮原としておりました───。
 後々二人の間に生まれた息子は、顔は母親似の美しさを、表情は父親の優しさを持ちながら、父親譲りの雰囲気と口調で場を和ませつつ、次の瞬間には母親譲りの実力と容赦のなさで敵を瞬殺します。
 あぁ、楽しい。
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